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意外と知らないおせちの意味とは

日本のお正月には欠かせない「おせち料理」。

しかし現代ではその意味をきちんと知っているという人は少ないのではないでしょうか。

そもそも「おせち」とは、節日(節句)、つまり季節の節目となる年中行事を行う日に振る舞われる料理のことでしたが、しだいにその節日の中でも最も重要な正月料理のことのみを指すように変化しました。



おせち料理は主に「祝い肴」「口取り」「煮しめ」「酢の物」「焼き物」の5種で構成されています。



代表的なものとして、「黒豆」は黒という色は邪気払いの意味を持つということと、黒く日焼けするほどマメに勤勉に働けるようにという意味。

「数の子」は子孫繁栄を願い、「田作り(ごまめ)」は五穀豊穣を願い、「叩きごぼう」はその土地に長くしっかりとした根を張り安泰にという意味。

ほかにも、子供も大好きな「きんとん」は金運上昇、「伊達巻」は形が巻物(書物)に似ていることから知識・教養が増えるように、魚介類では「鯛」はめでたい、出世魚の「鰤」は立身出世、「海老」は腰が曲がるまで元気にいられるように、などそれぞれ食べる人の幸せを願った意味がつけられています。


「祝い肴」は、関東では黒豆・数の子・田作り、関西では黒豆・数の子・叩きごぼうの3種類ずつとなっており、昔から「祝い肴」の3品とお餅が揃えばお正月が迎えられるといわれています。



すべて揃えるのが難しいという人はこの3品だけでも揃うようにしてみてはいかがでしょうか。